神戸で過ごす贅沢な一日|ホテルオークラ神戸のランチとリニューアルしたポートタワー、ミッフィー展を巡る旅

先日、母と一緒に神戸へ出かけ、ホテルオークラ神戸のカフェレストラン「カメリア」で優雅なランチを楽しみました。その後は、リニューアルしたばかりの神戸ポートタワーと、大丸神戸店で開催されていた「ミッフィー展」へ。今回は、神戸の魅力を満喫した一日を体験レビュー形式でお届けします。

目次

ホテルオークラ神戸「カフェレストラン カメリア」のハーモニーランチ

まずは、三ノ宮駅からのアクセスについてご紹介します。ミント神戸1階の8番乗り場から、ホテルオークラ神戸の無料シャトルバスが出ており、約10分で到着するのでとても便利です。

今回のお目当ては、ロビー階にあるカフェレストラン カメリアの「ハーモニーランチ」です。このランチは月ごとにメニューが変わるのが特徴で、7月に訪れた際は以下のメニューを堪能しました。

  • 本日のスープ(カリフラワーの冷製スープ)
  • 彩りサラダ
  • ローストビーフ
  • ポップコーンシュリンプ
  • 枝豆のフラン
  • チェリーモッツァレラのカプレーゼ
  • ポークフィレ肉の自家製ハム
  • ひよこ豆のペースト「フムス」
  • パン(2個)またはライス
  • パティシエ特製デザート
  • コーヒーまたは紅茶

特に感動したのは、カリフラワーの冷製スープでした。真夏日で暑かったこともあり、冷たいスープが喉ごし良く、あっさりとした味わいの中にカリフラワーの風味がしっかりと感じられました。丁寧に裏ごしされているおかげで、舌触りもなめらかで非常に飲みやすかったです。

また、枝豆のフランとひよこ豆のフムスは初めて食べる料理でした。

フランは卵や生クリームを使ったフランスの伝統的な料理だそうで、今回いただいた枝豆のフランはコンソメで味付けされた食事向けの味わいでした。フムスは中東の伝統的な家庭料理で、ヘルシーでおいしいと近年注目を集めているそうです。初めての体験でしたが、どちらも美味しく、特にフムスは家でも作ってみたいと思うほどでした。

デザートは、4層のレモンケーキとバニラアイスの組み合わせが絶妙で、添えられたラズベリーやブルーベリーの爽やかさが夏の暑い日にぴったりでした。

神戸ポートタワーとミッフィーのコラボレーション

ランチの後は、ホテルからすぐ近くにある神戸ポートタワーへ。改修後初めての訪問でしたが、外観は「鉄塔の美女」と称される優美な姿のままで、大きな変化は感じられませんでした。

しかし、リニューアル後初めて入場が可能になった屋上デッキに上がると、そこには360度神戸の街並みを一望できる絶景が広がっていました。訪れた時期はミッフィーとのコラボ期間中で、ガラスに貼られたミッフィーの顔のシールがかわいらしく、テンションが上がりました。高所があまり得意ではないため、屋上デッキには短時間しかいられませんでしたが、タワーのてっぺんにミッフィーの旗が立っているのを見つけたときは思わず声が出そうになりました。また、フェリシモ本社ビルの壁面に描かれた巨大なミッフィーの顔も見ることができて、ミッフィーファンにはたまらない体験でした。

ディック・ブルーナさんとポートタワーがコラボしておりポートタワーからミッフィーがのぞき込んでてかわいいです。

フェリシモの本社ビルの壁面にもなんとミッフィーの顔が!!

ポートタワーの展望台がガラス張りになっているのですがそのガラスにもミッフィーの顔のシールが貼られてます。

メリケンパークの広場とミッフィー。上からじゃないといかりマーク⚓ってわからないですね。

展望デッキから降りると、足で踏んだり手で触れたりすると動く光のミッフィーアートが楽しめ、最後までミッフィーの世界観を満喫できました。

足で踏むとこのミッフィーのボールが動きます。

大丸神戸店「誕生70周年記念 ミッフィー展」

ポートタワーの後は、大丸神戸店で開催されていた「誕生70周年記念 ミッフィー展」へ足を運びました(開催期間:2025年7月23日~8月11日)。残念ながら館内は撮影禁止でしたが、ディック・ブルーナさんがミッフィーを描く前の作品や、ミッフィーが生まれてから今日までの様々な姿をじっくりと鑑賞することができました。

特に印象的だったのは、ブルーナさんの初期の作品から、ミッフィーに登場するキャラクターの原形を見つけられたことです。冬のコートとマフラーを巻いたミッフィーは、昔持っていた大きなぬいぐるみを思い出させ、懐かしい気持ちになりました。

ミッフィーの絵本から学ぶ、違いを受け入れることの大切さ

ミッフィーの絵本に登場する、耳が垂れている男の子「ダーン」をご存知でしょうか。クラスにやってきたダーンを、クラスメイトは悪気なく「たれみみくん」というあだ名で呼びます。

この物語は、私たちに「違いを受け入れること」の大切さを教えてくれます。人は一人ひとり違う存在で、得意なことも苦手なことも、見た目も性格も異なります。そして、その違いこそが私たちを個性豊かな存在にしています。

ダーンの物語は、相手との違いを尊重し、「たれみみくん」ではなく「ダーン」という一人のうさぎとして接することで、本当の意味で心を通わせることができるというメッセージを伝えているように感じます。

ミッフィーの世界に触れ、改めて多様性を認め合うことの重要性を考えるきっかけになりました。

左側の耳が垂れているのが「ダーン」です。画像は以前、神戸市が配布していました障がい者手帳のカバーです。

最後に

今回、母と巡った神戸は、美味しいランチ、リニューアルしたばかりのポートタワー、そして愛らしいミッフィーの世界と、たくさんの感動を与えてくれました。

神戸には、何度訪れても新しい発見と楽しみがあります。今回ご紹介した場所以外にも魅力的なスポットが満載です。この記事を読んで少しでも「神戸に行ってみたい」と感じていただけたら嬉しいです。ぜひ、大切な人と一緒に神戸を訪れて、あなただけの素敵な思い出を作ってみてはいかがでしょうか。

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