ラーメン好きの皆さん、必見!こってり、あっさり、魚介、鶏白湯…多様なラーメンがある中、今回神戸っ子の私が自信を持ってご紹介するのは、他とは一線を画す馬肉を使った和風ラーメンです。特に、希少な馬肉を贅沢に使用し、滋味深い和出汁ととろけるような桜肉(馬肉)旨みが織りなす、まさに新感覚の一杯!その魅力を余すところなく提供してくれるのが、【麵処 さくら庵】。ぜひ、この特別な一杯との出会いをお楽しみください。
【驚きの栄養価】高タンパク質・低カロリー・低脂肪!馬肉はヘルシー食材!!
筋肉の成長と修復に不可欠な高タンパク質を豊富に含む馬肉。牛肉と比較してカロリーは約1/3、脂肪は約1/5と驚きの低カロリー・低脂肪を実現。ダイエットや健康志向の方に最適なヘルシー食材です。
さらに、疲労回復や貧血予防に欠かせない鉄分は牛肉の約1.5倍、豚肉の約4倍!吸収率の良いヘム鉄が豊富に含まれているのも嬉しいポイントです。
エネルギー代謝を促進するビタミンB1、皮膚や粘膜の健康維持に役立つビタミンB2、神経機能の維持に関わるビタミンB12など、豊富なビタミンB群もバランス良く含有。
免疫機能の維持や骨の健康維持に役立つカルシウム、亜鉛、リン、カリウムなどのミネラルも豊富。特に亜鉛は免疫力アップや酵素の働きをサポートします。
即効性のエネルギー源となるグリコーゲンは牛肉の約3倍!疲労回復やスタミナ向上に効果が期待できます。
不飽和脂肪酸であるリノール酸やリノレン酸は、コレステロール値を下げ、血液をサラサラにする効果も。融点が低いため、口の中でとろけるような食感で胃もたれしにくいのも魅力です。
特筆すべきは、馬肉のタンパク質に含まれるペプチド。血管拡張作用による血圧低下効果、保温効果、解毒作用などが期待されています。
このように、馬肉は美味しく、そして健康的な食生活をサポートする、まさにスーパーフードなんです。
【驚きの効果】馬肉の知られざる魅力!滋養強壮から美容までサポート
古くから滋養強壮の食材として珍重されてきた馬肉には、私たちの健康と美容をサポートする多岐にわたる魅力が詰まっています。
まず注目すべきは、その滋養強壮効果。豊富なタンパク質は体力増進に、鉄分、ビタミンB群、そして即効性のエネルギー源となるグリコーゲンは疲労回復に役立ちます。
また、女性に嬉しい貧血予防にも効果を発揮。鉄分に加え、赤血球の生成を助けるビタミンB12も豊富に含まれているため、健やかな毎日をサポートします。
さらに、現代人に気になる生活習慣病予防にも期待が持てます。低脂肪・低コレステロールでありながら、血液をサラサラにする不飽和脂肪酸を含むため、健康的な生活をサポートします。
ダイエットや美容に関心のある方にも朗報です。低カロリー・高タンパク質であることはもちろん、鉄分や亜鉛、ビタミン類も豊富なので、美しさを内側からサポートしてくれます。
消化にも優しいのが馬肉の魅力の一つ。加熱した肉に比べて消化吸収が良いとされており、胃腸への負担が少ないのも嬉しいポイントです。
小さなお子様やアレルギー体質の方にも安心なアレルギーを起こしにくい特性も持ち合わせています。他の食肉に比べて抗原度が低いため、比較的安心して食べられると言われています。
そして、安全性の高さも特筆すべき点です。馬は、狂牛病や口蹄疫などの偶蹄類の病気にかからないため、安全な食材として注目されています。
このように、馬肉は豊富な栄養素と多岐にわたる魅力を持つ食材です。刺身(馬刺し)をはじめ、焼肉、煮込みなど、様々な調理法で美味しくいただけます。
【日本三大馬肉産地】熊本・福島・長野の特色を徹底解説!
日本の馬肉を語る上で外せない主要産地、それは熊本県、福島県、長野県です。それぞれの地域で育まれた独自の文化と、そこで生まれる馬肉の個性豊かな味わいを詳しくご紹介します。
肥後馬刺しの本場!熊本県
言わずと知れた日本一の馬肉生産地、熊本県。「肥後馬刺し」として全国的にその名を知られ、美しい霜降りが特徴の、とろけるような舌触りが魅力です。広大な阿蘇地方を中心に、ストレスの少ない広々とした草原で放牧され、大切に育てられています。江戸時代から続く食文化があり、武士の間では滋養強壮の食材として珍重されてきた歴史を持つ、まさに馬肉の王道です。
赤身の旨味が凝縮!福島県会津地方
福島県では、会津地方を中心に馬肉の生産が盛んです。特に「会津馬刺し」は、霜降りが少なく、赤身本来の濃厚な旨味と、あっさりとした味わいが特徴。厳しい冬を乗り越えるための保存食として、古くから馬肉が利用されてきた歴史があり、その食文化が今にしっかりと根付いています。
「さくら肉」の風味豊かな味わい!長野県南信州
長野県では、南信州を中心に馬肉を食べる文化が息づいています。「さくら肉」と呼ばれる馬肉は、独特の風味と食感が楽しめます。山間部で馬が飼育されていた歴史があり、農作業の合間などの滋養源として食されてきたようです。地域によっては、馬肉を使った珍しい郷土料理も存在し、その土地ならではの味わいを堪能できます。
これらの主要産地では、それぞれの風土と歴史の中で育まれた、個性豊かな馬肉を味わうことができます。

知っておくと面白い!日本の馬肉に関するちょっと変わった雑学
主要な産地以外にも、日本各地には馬肉にまつわる興味深い話や独自の文化が息づいています。ここでは、思わず「へぇ~!」と言ってしまうような、ちょっと変わった馬肉の雑学をご紹介しましょう。
北の地にも馬肉文化あり!青森県津軽地方
本州最北端に位置する青森県津軽地方でも、わずかながら馬肉が生産されています。厳しい寒さに強い馬が飼育されてきた背景があるのかもしれませんね。雪深い土地で育まれた馬肉は、また違った風味を持っているのでしょうか。
軍馬育成の歴史が今に繋がる?北海道の馬肉
広大な大地を持つ北海道。かつては軍馬の育成が盛んだったため、その流れで馬肉を食べる文化が根付いた地域もあります。ジンギスカンならぬ「バジンギスカン」を提供するお店も一部にあるとか。雄大な自然の中で育った馬肉を使ったジンギスカン、一度味わってみたいですね!
地域で変わる馬肉の呼び名!「さくら肉」「けとばし」「ばんじゅう」
馬肉は、地域によって様々な呼び名で親しまれています。代表的なものには、美しい肉の色から名付けられた「さくら肉」、馬が蹴る様子からきたとされる「けとばし」(主に九州地方)、そして「ばんじゅう」などがあります。これらの呼び方の違いには、肉の色や調理法、歴史的な背景などが影響していると考えられています。
武士と馬肉の深いつながり!熊本・会津の食文化
熊本だけでなく、会津など、武士文化が色濃く残る地域で馬肉を食べる習慣があったのは、馬が戦場での重要なパートナーであり、その生命力を分けてもらうという意味合いもあったのかもしれません。共に生きた馬への敬意と、生きるための知恵が、馬肉食という文化を育んだのでしょう。
神戸と馬肉の意外な接点?港町の食文化
現在の神戸では直接的な馬肉の生産は多くありませんが、古くから国際的な港町として栄え、様々な食材が集まる場所でした。もしかしたら、各地の美味しい馬肉が神戸の食文化にも影響を与え、現在でも質の高い馬肉を提供するお店が存在するのかもしれませんね。
実食!!馬肉ラーメン~さくら麺~

それでは、今回のメインであるさくら庵さんの馬肉ラーメン『さくら麺』について紹介をしていきます。
桜肉の乗ったラーメンは、その鮮やかな深い赤色が視覚的にも食欲をそそります。このラーメンは特製和風出汁が別添えで提供されており、注ぎかけることで風味豊かな香りが広がります。まずはお出汁を一口いただくと、宗田節と鯖節、昆布が生み出す深い旨味が口いっぱいに広がり、澄んだ風味と香りが楽しめます。この丁寧に抽出された和風出汁は、あっさりとしていながらも豊かな風味が特徴です。
桜肉をほぐし、水菜とともに混ぜ合わせていただくことで隠れていた麺が姿を現します。麺は京都の製麺所に特注されたこだわりのもので、全粒粉を使用した独特の風味としっかりとした食感を持っています。また、桜肉の下にはおぼろ昆布が隠されており、麺との相性が抜群です。さらに、トッピングされたレモンは桜肉との調和が素晴らしく、全体を非常にあっさりとした味わいに仕上げています。
視覚的にも楽しい工夫が凝らされており、桜の形をした麩はお出汁を吸っており、美味しさだけでなく華やかさも演出します。桜肉の弾力、水菜のシャキシャキ感、おぼろ昆布の滑らかさ、出汁の風味など、多彩な食感と味わいが楽しめる一杯です。また、桜肉にはレモンや柚子胡椒を添えて味の変化を楽しむこともできます。特に、水菜を巻いて桜肉をいただく食べ方はおすすめです。
このラーメンは替え玉ができないため、物足りなさを感じる場合は麺と桜肉が2倍になる「満開さくら麺」を選ぶか、出汁にご飯を入れて雑炊風にする食べ方もおすすめです。会津・福島県産の軽種馬のバラ肉を使用しているため、赤身の旨味と柔らかさが際立ち、これまでのラーメンの常識を覆すような新感覚の味わいが楽しめます。
気になるお値段ですが、通常の『さくら麵』が1,100円、大盛りの『満開さくら麺』は1,600円です。さくら麺以外にも醤油と生姜で甘辛く仕上げた時雨煮をトッピングした『さくら時雨麺』や『牛かす麺』などのラーメンや『さくら時雨煮ご飯』や桜肉の脂身の多い部分を冷凍のフレーク状にしたものを熱々のご飯に乗せて食べる『さくらトロご飯』などがラインナップされています。
※こちらのお店はお支払いは現金のみで券売機式なのでご注意ください。

公式サイト;https://sakura-an.foodre.jp
店舗情報
営業時間
[全日]
ランチ 11:30 〜 15:00 L.O. 14:30
ディナー 18:00 〜 21:30 L.O. 21:00
定休日
不定休
店休日はお店に確認またはInstagram・googleの最新情報をチェック
座席
8席 全席カウンター
TEL
050-5462-6311
※喫煙、カード不可
アクセス
住所 兵庫県神戸市中央区古湊通1-1-5
■駅からのアクセス
神戸高速東西線 / 高速神戸駅 徒歩3分(200m)
JR東海道本線(神戸線)(大阪~神戸) / 神戸(兵庫)駅 徒歩4分(250m)
神戸市営地下鉄海岸線(夢かもめ) / ハーバーランド駅 徒歩4分(290m)
公式サイト;https://sakura-an.foodre.jp
まとめ
今回は、馬肉の栄養素や効能、また雑学をご紹介しながら、私のお気に入りである馬肉ラーメンのお店「さくら庵」さんを取り上げましたが、いかがでしたでしょうか?
「さくら庵」さんは、JR神戸駅から徒歩わずかという非常に便利な立地にあります。平日のお昼休みや仕事終わりに訪れる会社員の方々にぴったりな場所でありながら、観光で神戸を訪れる方にもぜひ足を運んでほしい名店です。こぢんまりとした温かい雰囲気の中で提供される馬肉ラーメンは、他では味わえない絶品の一杯です。
馬肉は普段の食卓ではあまり見かけないかもしれませんが、その魅力は豊富です。馬肉は高タンパク質でありながら脂肪分が少なく、鉄分やビタミンも豊富に含まれているため、美容や健康を意識している方にもおすすめのお肉です。また、独特の旨味と柔らかさは一度食べると忘れられない味わいです。
スーパーで頻繁に目にするお肉ではないため、日常的に食べる機会は少ないかもしれませんが、だからこそ特別感があります。この機会にぜひ挑戦してみて、馬肉の新しい魅力を発見してみてはいかがでしょうか?
出典;Amazon
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