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子どもの頃、恥ずかしながらマンゴーを見て「皮を剥いたらあのさいの目の形のまま出てくるんだ」と本気で思っていました。
実際には切り方の技術でああなるわけで、のちに料理の世界に入って初めて「そういうことか!」と腑に落ちた記憶があります。
そんな奥深いマンゴーの世界が、2026年6月7日放送の「相葉マナブ」で特集されます。
今回は鹿児島県大崎町のアーウィン種マンゴーを使った「焼きマンゴー」「しろくまマンゴー」が登場する予定です。
元料理人の視点で、番組内容の予習から品種の豆知識、料理人だから気になるポイントまでお届けします。
相葉マナブのマンゴー回(2026年6月7日)の内容まとめ
今回の放送は「鹿児島スペシャル」全3週の最終回です。
舞台は鹿児島県大崎町で、旬のマンゴーを使った絶品スイーツ作りをパティシエの鎧塚俊彦シェフから学ぶ内容となっています。
マンゴーの産地は鹿児島県大崎町
鹿児島県大崎町は、太平洋を望む大隅半島に位置する町です。
うなぎの生産量で有名な町ですが、実はマンゴー生産も盛んで、国内有数の産地として知られています。
また大崎町は15回ものリサイクル率日本一を達成し、世界的に評価されている環境先進地でもあります。
そんな豊かな自然の中で育った完熟マンゴーは、芳醇な香りととろけるような濃厚な味わいが自慢です。
アーウィンとアップルマンゴーの違いとは?
今回番組に登場するのは「アーウィン」という品種です。
結論から言えば、アーウィンとアップルマンゴーは「ほぼ同じもの」と考えて大丈夫です。
アップルマンゴーとは、果皮がりんごのように赤く色づくマンゴーの総称です。
そしてそのアップルマンゴーの代表品種が「アーウィン種」なのです。
実は国内で栽培されているマンゴーのほとんどがこのアーウィン種で、96%以上を占めるとも言われています。
つまりスーパーで「マンゴー」として売られているもののほとんどが、アーウィン=アップルマンゴーということになります。
名前の由来はアメリカ・フロリダ州のFDアーウィン氏で、1945年に初めて実をつけたことから育成者の名前がそのまま品種名になりました。
登場スイーツ① 焼きマンゴーとは
番組では鎧塚シェフ直伝の「焼きマンゴー」が登場する予定です。
マンゴーといえば生のまま食べるイメージが強いですが、焼くことで全く異なる美味しさが引き出されます。
詳しくは後ほど料理人目線で解説します。
登場スイーツ② しろくまマンゴーとは
もう一つの注目スイーツが「しろくまマンゴー」です。
「しろくま」とは鹿児島を代表するかき氷スイーツで、かき氷に練乳をかけた上にフルーツや小豆などをトッピングした鹿児島名物です。
そこにアーウィンマンゴーを組み合わせた「しろくまマンゴー」は、鹿児島の二大名物が合体した夢のスイーツと言えます。
ゲストは鎧塚俊彦シェフ
今回のゲストはパティシエの鎧塚俊彦さんです。
「Toshi Yoroizuka」のオーナーシェフとして知られ、過去にも相葉マナブに何度も登場しているおなじみの顔です。
フルーツを使ったスイーツ作りの第一人者で、その知識と技は毎回視聴者を驚かせています。
焼きマンゴーが絶品な理由を元料理人が考えてみた
結論から言えば、マンゴーを焼くと「甘みが凝縮されて別物の美味しさになる」からです。
マンゴーを焼くと何が起きるのか

料理人として考えると、加熱によって二つのことが起きると見ることができます。
一つ目は「水分が飛んで甘みが凝縮される」こと。
これはたとえば玉ねぎを炒めると甘くなる原理と同じです。
玉ねぎも生のままでは辛くて食べにくいですが、じっくり炒めることで水分が飛び、甘みが凝縮されてとろりとした食感になりますよね。
マンゴーも同じで、加熱することで水分が抜けて甘みが一点に集まってくるのです。
二つ目は「カラメル化による香ばしさが生まれる」こと。
果物に含まれる糖分は高温にさらされるとカラメル化し、生では出せない香ばしい甘い香りが生まれます。
これはプリンのカラメルソースと全く同じ原理です。
あの独特の「焦がし甘さ」がマンゴーにも生まれるわけで、生のマンゴーとは全く異なる風味になります。
失敗しないための加熱のポイント
料理の観点から考えると、マンゴーを焼くときに気をつけたいのは「加熱しすぎないこと」だと思います。
果物は加熱しすぎると形が崩れてしまい、せっかくのさいの目が台無しになります。
強火で短時間、表面に軽く焼き色がついたら止める、というイメージが失敗しないコツではないかと思います。
番組でのレシピが公開されたら、この記事でもあわせてご紹介する予定です。
焼きマンゴーはどんな料理に合うのか
料理人として考えると、焼きマンゴーはそのままデザートとして食べるのはもちろん、バニラアイスと合わせるのが特に相性抜群だと思います。
温かい焼きマンゴーと冷たいアイスの温度差が、口の中でコントラストを生み出してくれます。
放送後に番組のレシピが公開されたら、ぜひアレンジも楽しんでみてください。
しろくまマンゴーが美味しい理由を料理人目線で考えてみた
結論から言えば、「冷たい×甘酸っぱい」の組み合わせが最高に相性抜群だからです。
しろくまとマンゴーの相性が抜群な理由

料理の観点から考えると、かき氷(しろくま)とマンゴーの相性が良い理由は「温度と味のコントラスト」にあると見ることができます。
練乳のまろやかな甘みと、マンゴーの濃厚でトロピカルな甘酸っぱさが重なることで、単体では出せない複雑な美味しさが生まれます。
たとえばヨーグルトにジャムを合わせると美味しいですよね。
あれも「乳製品のまろやかさ」と「果物の酸味・甘み」のコントラストが美味しさの正体です。
しろくまマンゴーも同じ原理で、かき氷の冷たさと練乳のコクにマンゴーの甘酸っぱさが加わることで、口の中でトロピカルなハーモニーが生まれるのだと思います。
家で再現するときのヒント
放送後に詳しいレシピをご紹介する予定ですが、市販のかき氷機と練乳、スーパーで買えるマンゴーがあれば基本的な再現はできます。
マンゴーは冷凍マンゴーでも十分美味しく仕上がりますので、ぜひ試してみてください。
しろくまマンゴーをより美味しくするひと工夫
料理人として一つアドバイスするなら、マンゴーを少し冷やしてからトッピングすることをおすすめします。
常温のマンゴーを使うとかき氷が溶けやすくなるため、冷蔵庫で30分ほど冷やしてからのせると最後まで美味しく食べられます。
練乳の量はお好みで調整して、自分だけのしろくまマンゴーを楽しんでみてください。
マンゴーの正しい切り方——子ども時代の誤解から学んだこと
さいの目カットはどうやって作るのか
冒頭でもお話しましたが、私は子どもの頃「マンゴーを剥いたらさいの目の形がそのまま出てくる」と本気で思っていました。
実際に初めてマンゴーを切ったとき、「あれ、普通の果物と同じじゃないか」と拍子抜けした記憶があります。
さいの目カットは切り方の技術で作るものです。
手順としては、まずマンゴーを縦に置き、種を避けながら両側を切り落とします。
次に切り落とした果肉の部分に、皮を切らないよう格子状に切り込みを入れます。
最後に皮の方から押し上げると、あの美しいさいの目が完成します。
切り方のコツ(元料理人的ポイント)
料理人として一つアドバイスするなら、「種の位置を意識して最初のカットをすること」です。
マンゴーの種は平たく楕円形で、中央に縦に入っています。
ヘタの方から見たとき、幅の狭い面を上にして置くと種の位置が把握しやすくなります。
最初のカットで種に当たってしまうと果肉がもったいないので、少し外側を意識して切るのがコツです。
また、完熟マンゴーは果肉が柔らかいので、切れ味の良い包丁を使うことが大切です。
マンゴーを切るときの衛生管理
料理人として見落としがちだと感じるのが、マンゴーの皮の汚れです。
マンゴーの皮にはウルシ科特有の成分が含まれており、肌が敏感な方はかぶれることがあります。
切る前に流水でよく洗い、皮に直接触れすぎないよう注意しながら作業するのがおすすめです。
鹿児島大崎町産マンゴーをお取り寄せするなら
番組で紹介される鹿児島県大崎町産のアーウィンマンゴーは、産地直送やふるさと納税でもお取り寄せが可能です。
樹上で完熟させてから収穫する「完熟マンゴー」は、芳醇な香りととろけるような甘さが魅力です。
大崎町産マンゴーの特徴
大崎町のマンゴーは、自然落下するまで樹上で完熟させてから収穫するのが特徴です。
追熟が不要なため、届いてすぐに食べごろという贅沢さが魅力です。
糖度が高く、果肉はとろけるようになめらかで、市販のマンゴーとは一線を画す濃厚な甘みが楽しめます。
お取り寄せがおすすめな理由
産地に行かなければなかなか手に入らない完熟マンゴーを、自宅で楽しめるのがお取り寄せの最大のメリットです。
贈り物やちょっとした自分へのご褒美にもぴったりで、旬の6〜7月に合わせて注文するのがおすすめです。
お取り寄せの注意点
旬の時期、特に番組放送後は需要が急増し品薄になることも予想されます。
気になる方はお早めにチェックしてみてください。
よくある質問(FAQ)
アーウィンとアップルマンゴーは同じですか?
ほぼ同じものと考えて大丈夫です。
アップルマンゴーとは赤く色づくマンゴーの総称で、その代表品種がアーウィン種です。
国内で流通しているマンゴーのほとんどがアーウィン種(96%以上とも言われています)のため、スーパーで見かけるマンゴーのほとんどはアーウィン=アップルマンゴーということになります。
焼きマンゴーはスーパーのマンゴーで作れますか?
はい、作れます。
国産の完熟マンゴーでなくても、スーパーで売っているマンゴーや冷凍マンゴーで代用可能です。
ただし完熟しているものの方が甘みが強くより美味しく仕上がります。
しろくまマンゴーはどんなスイーツですか?
鹿児島の名物かき氷「しろくま」にアーウィンマンゴーを組み合わせたスイーツです。
練乳のまろやかな甘みとマンゴーのトロピカルな甘酸っぱさが絶妙にマッチした、鹿児島の二大名物コラボスイーツです。
鹿児島大崎町のマンゴーはどこで買えますか?
産地直送の通販サイトやふるさと納税サービスで購入できます。
旬の時期(6〜7月頃)は特に需要が高まるため、早めのチェックをおすすめします。
マンゴーの皮を剥くとき気をつけることはありますか?
マンゴーはウルシ科の植物のため、皮に含まれる成分で肌がかぶれることがあります。
切る前に流水でよく洗い、皮に直接触れすぎないよう注意しながら作業するのがおすすめです。
心配な方はビニール手袋を使うと安心です。
まとめ——マンゴーはただの高級フルーツじゃなかった
今回は2026年6月7日放送の「相葉マナブ」マンゴー回について、元料理人の視点でお届けしました。
ポイントをまとめると以下の通りです。
・アーウィン=アップルマンゴーで、国内マンゴーのほとんど(96%以上とも)を占める
・産地は鹿児島県大崎町で、完熟マンゴーとして有名
・焼きマンゴーは「水分の凝縮」と「カラメル化」で生とは全く異なる美味しさになる
・しろくまマンゴーは練乳の甘みとマンゴーの甘酸っぱさのコントラストが絶品
・さいの目カットは切り方の技術で作るもの(剥いたらあの形ではない)
放送後にレシピの詳細が公開され次第、この記事でもあわせてご紹介します。
ぜひ番組を見ながら、マンゴーの奥深い世界を楽しんでください。
この記事を書いた人
daiki
元飲食店料理人・現社内カウンセラー兼ブロガー。
料理人時代に培った食材・調理の知識をベースに、エンタメ・飲食系の記事を中心に執筆しています。
「失敗から学ぶ」をモットーに、自分が実際につまずいたことや気づいたことを、たとえ話を使ってわかりやすくお伝えするのが得意です。
料理もブログも、楽しみながら続けることが一番だと思っています。
最新記事の更新情報はSNSでも発信しています。
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